【長雨と室内環境】住まいの「隠れカビ」が招くアレルギー症状と家庭でのカビ対策

雨の日が何日も続くと、部屋の中に湿気がこもり、押し入れやエアコン、お風呂場などにカビが発生しやすくなります。「部屋がカビ臭い」「最近、家の中にいると咳や鼻水が出る」と感じている方は注意が必要です。住まいのカビは見た目の問題だけでなく、呼吸器系の健康に大きな悪影響を及ぼします。今回は、カビが引き起こすアレルギー症状と、家庭でできる防カビ対策について解説します。

1. カビの胞子が引き起こす体調不良(カビアレルギー)

カビは目に見えない「胞子」を空気中に大量に放散しています。これを吸い込むことで、以下のような体調不良やアレルギー症状が引き起こされます。

  • 鼻炎・目のかゆみ(アレルギー性鼻炎): くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど、花粉症に似た症状が現れます。
  • カビ喘息・咳(夏型過敏性肺炎): 頑固な咳や息苦しさを感じます。特にトリコスポロンというカビを吸い込むことで起きる「過敏性肺炎」は、家を離れると症状が治まり、帰宅すると悪化するのが特徴です。
  • 皮膚のトラブル: あせもや湿疹がある部位にカビの一種(マラセチア菌など)が増殖し、かゆみや赤みが悪化することがあります。

2. 住まいのカビを防ぐ!今すぐできる湿気対策

カビは「湿度70%以上」「気温20〜30℃」「ホコリなどの栄養分」の3条件が揃うと爆発的に増殖します。

  • 「湿度60%以下」を目安に除湿する: エアコンの除湿機能や除湿機を活用し、室内の湿度を常に50〜60%に保ちましょう。
  • 空気の流れをつくる: 押し入れやクローゼットは定期的に扉を開け、扇風機やサーキュレーターで風を送り込みます。家具と壁の間も数センチ隙間を空けましょう。
  • 結露や水滴はすぐに拭き取る: 窓ガラスや壁に付着した水分は放置せず、すぐに乾拭きします。

3. アレルギー症状が出たら早めの受診と薬局での相談を

「家の中にいると咳が止まらない」「鼻水が喉に落ちてつらい」といった症状が続く場合は、我慢せずにアレルギー科や耳鼻咽喉科、呼吸器内科を受診してください。

東松原ひなた薬局では、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン薬や点鼻薬のご相談を承っています。お薬の受け取りには待ち時間を短縮できる「LINE処方箋受付」も便利ですので、ぜひご活用ください。

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