【頭痛薬の飲み過ぎに注意】台風シーズンの片頭痛、「タイミング」と「漢方薬」の正しい知識

台風が次々と発生する秋は、頭痛の頻度が増えて「毎日鎮痛薬(痛み止め)を飲んでいる」という状態になりがちです。しかし、痛むたびに市販の鎮痛薬を飲み続けていると、かえって頭痛が頻発する「薬剤使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)」を引き起こすリスクがあります。今回は、頭痛薬との正しい付き合い方と、体質から整えるアプローチについて解説します。

1. 鎮痛薬の飲み過ぎが招く「薬物乱用頭痛」とは?

頭痛薬を月に10日〜15日以上、3ヶ月を超えて服用し続けていると、脳が痛みに過敏になり、薬の効果が切れた頃に再び強い頭痛が襲ってくるようになります。これが「薬物乱用頭痛」です。「痛くなりそうだから」と予防的に鎮痛薬を飲む癖がついている方は特に注意が必要です。

2. 片頭痛薬(鎮痛薬)を飲む正しい「タイミング」

片頭痛の痛みを抑えるためには、飲むタイミングが非常に重要です。

  • 市販の鎮痛薬・医療用の処方薬: 「あ、頭痛が来そうだな」「ズキズキし始めたな」という痛みの初期段階で服用するのが最も効果的です。激痛になってから飲んでも、胃腸の動きが低下して薬の吸収が遅れ、効果が十分に発揮されません。
  • 予兆段階のセルフケア: 光や音に過敏になるなどの「予兆」を感じたら、暗く静かな部屋で横になり、痛む部位を冷やす(冷感シートや氷のう等)のが有効です。

3. 体質改善を目指す「漢方薬」という選択肢

「鎮痛薬の回数を減らしたい」「気圧の変化に強い体を作りたい」という方には、漢方薬の導入がおすすめです。例えば、体内の水分代謝を整えて気圧変化による頭痛やむくみを和らげる「五苓散(ごれいさん)」などは、天気が崩れる前から服用することで効果を発揮します。

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