東洋医学で紐解く5月病|「気」の巡りを良くして心を軽くする方法

気血水

西洋医学的には「自律神経の乱れ」と言われる5月病ですが、東洋医学(漢方)の視点で覗いてみると、また違った解決策が見えてきます。

東洋医学では、人の体は「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の3つの要素で構成されていると考えます。その中でも、生命のエネルギーである「気」は、春から初夏にかけて最も変動しやすい要素です。新しい環境でのストレスが溜まると、この気の流れが滞る「気滞(きたい)」という状態に陥ります。

「喉の奥に何かが詰まっている感じがする」「胸が苦しくて深呼吸がしづらい」「お腹が張る」。これらは気滞の典型的なサインです。気が滞ると、感情のコントロールが難しくなり、ふさぎ込みやすくなってしまいます。

この「気」を巡らせる手軽な方法は、ズバリ「香り」を活用することです。 漢方では、香りの強い食材は気の巡りを良くすると考えられています。セロリ、シソ、パクチーなどの香味野菜や、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類を食事に取り入れてみてください。東松原のカフェで一杯のハーブティー(ミントやジャスミン)を飲むだけでも、立派な「気の養生」になります。

漢方薬では、喉のつかえや不安感に効く「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」や、イライラと不眠が気になる時の「加味逍遙散(かみしょうようさん)」などがよく使われます。ただし、漢方はその人の体質(証)に合わせて選ぶことが最も重要です。

「なんとなく調子が悪いけれど、検査では異常がない」。そんな時こそ東洋医学の出番です。香りを味方につけて、滞った心と体を優しく解きほぐしていきましょう。

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