マグネシウム不足が「イライラ・不眠」を加速させる

マグネシウム

「最近、夜中に足がつる」「まぶたがピクピクする」「ささいなことでイライラしてしまう」。もし心当たりがあるなら、それは「マグネシウム不足」のサインかもしれません。

マグネシウムは、体内の300種類以上の酵素反応に関わる、非常に重要なミネラルです。しかし、ストレスを強く感じると尿と一緒に大量に排出されてしまうという性質があります。新しい生活が始まる4月・5月は、知らず知らずのうちにマグネシウムが欠乏しやすい時期なのです。

マグネシウムが不足すると、筋肉がうまくリラックスできなくなり、肩こりや頭痛、不眠、そしてイライラといった症状が現れます。これらは5月病の症状と非常によく似ており、マグネシウムを補給するだけで驚くほど改善するケースも少なくありません。

効率的な補給方法として、まずは食事を見直してみましょう。

  • 海藻類: わかめ、ひじき、昆布。
  • ナッツ・種子類: アーモンド、くるみ、カボチャの種。
  • 未精製の穀物: 玄米や全粒粉パン。

また、面白い補給法として「経皮吸収(肌から吸収)」があります。「エプソムソルト(硫酸マグネシウム)」という入浴剤をお風呂に入れると、皮膚からマグネシウムが吸収され、筋肉がほぐれて深い眠りに導いてくれます。これは薬剤師としても非常にオススメのセルフケアです。

サプリメントで摂る場合は、酸化マグネシウムよりも吸収の良い「クエン酸マグネシウム」や「キレート化マグネシウム」を選ぶのがコツです。自分の体に何が合っているか迷ったら、ぜひ薬局のカウンターで声をかけてください。

小さなミネラルですが、その働きは絶大です。マグネシウムを満たして、しなやかな心と体を取り戻しましょう。

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